ルール表&3枚目の条件も解説!
バカラは「カジノの王様」とも称されるカジノ定番のゲームで、シンプルなルールながら奥深さが魅力の1つです。
本記事ではバカラの基本ルール&ひと目でわかるルール表を紹介。またバカラの種類や実際の賭けのやり方も掲載しています。
ディーラー視点でのルール・やり方だけでなく、バカラが遊べるおすすめオンラインカジノも取り上げているので、これから始める方は要チェックです!
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バカラとは、「バンカー」と「プレイヤー」のそれぞれに置かれた2枚のカードの合計下1桁がどちらが「9」に近いかを予想し賭けるゲームです。
ゲームの進行状況によっては、3枚目の追加カードが配られることもあります。
ゲームの勝敗が決するタイミングが早いことや、単純明快なルールから「カジノの王様」とされ、現在ではアジア圏を中心に特に人気のゲームとなっています。
カジノ経験者を中心に、数多あるカジノゲームの中でも熱狂する方が多く世界各国のカジノでプレイすることができます。
バカラは単純明快なルールなんだね!
単純だからこそ、ハマる魅力があるんだよ。
バカラは単純明快でわかりやすいルールが特徴のカジノゲームです。
バカラは、「バンカー」「プレイヤー」2つの場所に2枚ずつカードを置きます。
そしてその2枚のカードの合計数字下1桁が「9」に近い方が勝ちとなるゲームです。
数のカウントの仕方は次の通り。
最初に置いた2枚のカード、いずれかの合計が「8」「9」だった場合は、その場で勝負が決着し、合計数が「9」に近い方が勝ちです。
バカラには3枚目を引くケースがあります。それは次のどちらかに状況が当てはまる場合になります。
※なおどちらの状況も「プレイヤー」「バンカー」共に「8」「9」どちらも引いていないものとする
バカラで最も複雑なのが、3枚目のカードをどの状況で引くかです。
覚えてしまえば非常に簡単なのですが、最初は迷いどころにもなるため、以下のルール表を利用してください。
基本的にはディーラーがゲームを進行するため、厳密にはルールを細かく覚える必要はありませんが、条件を知っておくことで、より理解が深まります。
ルール表だけではわかりづらい方は、実際にプレイを通して覚えるのが最も覚えやすいでしょう。
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バカラを遊ぶ際に使用される用語は以下の通りです。
名称 | 意味 |
ディーラー | カードを配布する人・ゲームを仕切る人 |
タイ | 引き分け |
コミッション | 手数料。主にバンカーに賭けて勝った時に発生する |
ノーコミッション | 手数料が取られないルール |
バカラ | 合計数字の下1桁が「0」の時。最弱 |
スート | 絵柄のカード |
デック | バカラで使われるカードの束。ジョーカーがない |
ナチュラル | 最初の2枚のカードの合計数時の下1桁が「8」か「9」のとき |
クー | 1ラウンド |
スクイーズ(絞り) | 一番多くチップをかけた人がカードをめくること。 または、カードをゆっくりとめくること。 |
バカラには用語が多数ありますが、上記の用語を覚えておけば、問題なくプレイすることができます。
ゲームの進行自体はディーラーが担当するため、必須ではありませんが、より理解を深めるために覚えておくのがおすすめです。
バカラには、「プレイヤー」「バンカー」「タイ(引き分け)」に賭けることができますが、それぞれの出現率や配当、控除率が異なります。
この違いを理解することで、賢く賭ける戦略を練られるため、事前に把握しておきましょう。
賭け方 | 出現率 | 配当 | 控除率 |
バンカー | 45.86% | 0.95 : 1 | 1.06% |
プレイヤー | 44.62% | 1 : 1 | 1.24% |
タイ | 9.52% | 8 : 1 | 14.36% |
バカラの出現率についてです。「プレイヤー」と「バンカー」のどちらが勝つかは、ほぼ50%の確率で決まりますが、わずかにバンカーの方が有利です。
引き分け(タイ)はかなり低く、出現率は約9.52%のため、基本的にはプレイヤーかバンカーに賭けるのが基本の戦略となるでしょう。
また、バンカーに賭けた場合の控除率は約1.06%、プレイヤーに賭けた場合の控除率は約1.24%と、非常に低く設定されているため、カジノゲームの中でも特に有利な選択肢といえます。
バカラの種類は数多くありますが、主とされているのは以下の4種類です。
コミッションバカラは、基本的なバカラルールを踏襲したゲームのことをいいます。
コミッション(手数料)を徴収するルールを採用しているため、この名前が付けられました。
コミッションとは、賭ける場所「バンカー」「プレイヤー」のうち「バンカー」にベットし勝利した場合、カジノ側にとられる手数料のことです。
基本額は「5%」で、例えば100チップ「バンカー」にベットし勝利した場合、配当が100チップのうち5%をカジノに徴収されるため、払い戻しされるチップは195チップです。
コミッションは「プレイヤー」に賭けた場合は採用されません。バカラは基本的に「バンカー」側が有利とされているからです。
基本ルールは変わりません。
ただし、「バカラテーブルが小さい」「一番多くチップをかけた人がカードをめくるスクイーズがない」などの特徴があり、賭け金も他と比べると少なく済みます。
基本的なルールに変わりはなく、ミニバカラともほとんど違いはありません。
唯一にしておきな違いが「スクイーズがある」ことです。一番大きい金額をベットしたプレイヤーにスクイーズの権利が与えられます。
スクイーズはバカラにおいて、最も盛り上がるといえるポイントです。
そのため、スクイーズの権利を求めて掛け金も吊り上がり、ミニバカラと比べて掛け金も増えることが予想されます。
コミッションバカラに反して、コミッションが発生しないルールのバカラのことを「ノーコミッションバカラ」と呼称しています。
その代わりにノーコミッションバカラは、「バンカー」側が「6」で勝った際は配当が半額となる特殊ルールが存在します。
「バンカー」に100チップベッドした場合は、「6」で勝利すると150チップ、その他の数字だと200チップの配当額が支払われるのです。
コミッションバカラと違い、コミッションはありませんが、配当額が変わる可能性があることは念頭においてプレイしてください。
バカラで使用される道具は、基本的に以下の6つです。
ゲームに利用するテーブルです。バカラ専用のレイアウトが描かれています。
現金の代わりに使用されるコインです。リアルカジノなどではICチップなどが埋め込まれ不正防止対策が施されています。
バカラで使用されるカードです。基本的にはジョーカーを抜いた52枚のトランプが使用されています。
別名は「カッティング・カード」です。
カードデッキの底に置いて、他のプレイヤーからカードの内容が見えないようにしたり、シャッフルをするタイミングを確認するためにおいたりする役割を持っています。
シャッフルした後のカードを収納する箱です。
カードを配りやすい仕様になっているほか、カードの数を数えることができるタイプもあります。
カードを保管しておくホルダーです。
ディーラーは自身の右手側に設置し、カードを保管します。ただし、スクイーズを行う「ビックバカラ」などでは、ディスカードホルダーは利用しません。
スクイーズを行うとカードに癖がつき、1度のプレイごとにカードを廃棄してしまうためです。
バカラとポーカーはルールが全く違うゲームです。
あえて2つのゲームの違いをあげるとしたら以下の点が挙げられます。
バカラ
ポーカー
バカラとポーカーの最も大きな違いは、対戦相手がいるかどうかです。
プレイヤー同士戦うポーカーは心理戦や頭脳戦で勝敗が決まりますが、バカラは対戦相手がおらず、基本軸は「バンカー」か「プレイヤー」どちらに賭けるかの運要素が非常に強いゲームです。
そのため「バカラ」は単純明快、「ポーカー」は奥が深いゲームと称されることが多いのです。
バカラのペアとは、最初にカードをオープンした際に2枚の数字やスート(絵柄)が同一であることを指しています。サイドベットとしてよく利用されています。
サイドベットはメインの賭けでなく、それ以外の項目にチップを賭けること。バカラでいうと「バンカー」と「プレイヤー」どちらの数字が強いか以外の項目にチップをベットすることをさしています。
サイドベットはローカルルールとして扱われることが多いですが、「ペア」はかなりの確率で用意されており、その出現確率の低さから、一発逆転の配当として認知されています。
ペアには5種類あるため、成立条件と一般的に設定される配当を以下にてまとめました。
名前 | 成立条件 | 配当 |
プレイヤーペア | プレイヤー側2枚の数字が同一 | 12倍 |
バンカーペア | バンカー側2枚の数字が同一 | 12倍 |
イーザーペア | プレイヤー・バンカーのどちらかで2枚とも数字が同一 | 6倍 |
パーフェクトペア | プレイヤー・バンカーどちらかで2枚とも数字とスート(絵柄)が同一 | 26倍 |
パーフェクトツーペア | プレイヤー・バンカーどちらかで2枚とも数字とスート(絵柄)が同一 | 201倍 |
数字を当てるだけなんて、すぐにできそう!
配当がはっきりしてるから、ベットしやすいね!
バカラは1度遊び方ややり方を把握すれば、いつでもプレイできるほど単純明快なルールのゲームです。
ここからバカラゲームの流れ・実際のやり方を確認しましょう。
バカラは、4ステップでゲームが進行します。
紹介するゲームの流れは一般的なバカラのゲーム進行であるため、進行の順番や内容は各カジノで異なります。
ゲームテーブルにチップをベットします。
ゲームテーブルにある「バンカー」「プレイヤー」のベッティングエリアにチップを置くことで、ベットしたことになります。
ディーラーが「バンカー」「プレイヤー」エリアにカードを2枚配ります。
2枚のカードをオープンし、カードの合計数の「下1桁が9に近いほう」が勝利です。
この時、ビックバカラなどで「スクイーズ」が発生する場合は、「バンカー」「プレイヤー」各エリアで一番多い金額をベットした人がカードをゆっくりとめくる役割を担います。
「スクイーズ」が発生しない場合は、ディーラーがカードをめくります。
※なおどちらの状況も「プレイヤー」「バンカー」共に「8」「9」どちらも引いていないものとする
上記の条件を満たした場合は、3枚目のカードをめくります。
この時よくこのタイミングで、賭けの内容を変更できると勘違いされる方も多いですが、バカラでチップを賭けることができるのは最初のタイミングのみです。
9に近いほうに配当が分配されます。
このとき、コミッションバカラなどコミッション(手数料)が発生する場合は、配当金からコミッション分が差し引かれて分配されます。
出目表とは、これまでのゲームの戦敗履歴などを確認できる表です。
別名「罫線(けいせん)」「大路(だいろ)」英訳だと「Big Road」とも呼称され、スキームは万国共通です。
「赤○」がプレイヤー、「青○」がバンカー、「/」が引き分けとなります。色は反転する場合があります。
どちらかが連勝or引き分けすると下へ、連勝せずにかつと1列右にシフトし、最上段から記入します。
出目表を確認し対策を練ることで、勝率をあげることができると言われています。
バカラの罫線について、より詳しく知りたい場合は以下記事をご覧ください。
バカラ罫線の見方&読み方を解説!使い方のコツやおすすめアプリも
日本では賭博法により、金銭を賭けたバカラは禁じられています。
ただしインターネットでプレイすることできるオンラインカジノで行う場合は別です。
海外のサーバーを経由してプレイしているため、日本国内でなく海外で賭博行為を行っていると見なされるからです。
オンラインカジノのバカラは、大きく分けて2つのタイプが採用されています。
本物のディーラーとオンライン上でプレイすることができます。
ディーラーの顔色や表情を読み取ることができるため、まるで本場のカジノでプレイをしているような臨場感を楽しめます。
プログラムを相手にしてプレイをするのが、テーブルゲームバカラです。
テーブルゲームプレイだと無料プレイとされているオンラインカジノも多く、初心者にも好まれています。
ソフトウェアによっては、ディーラーが架空のキャラクターやアニメ、アバターなどになっているタイプもあります。
ベラジョンで遊べるおすすめバカラ紹介!ライブバカラの種類や遊び方も解説
日本国内で金銭を賭け対象としたカジノは違法です。絶対に足を踏み入れないようにしてください。
リアル店舗でのバカラを日本国内で行いたい場合は、チップを対象にしたアミューズメントカジノでプレイするようにしましょう。
また、海外のカジノでは日本人でも金銭を賭けの対象としてプレイすることが可能です。
バカラなら、オンラインカジノでも現地さながらの臨場感を楽しめそう…!
テーブルバカラで練習してから、ライブバカラをするのも良さそうだね!
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バカラでは、ディーラーがゲームの進行を担当し、カードを配ったり勝敗を決めたりします。
友達同士でもプレイすることをふまえて、ディーラー視点でもバカラのやり方やルールを改めて確認しましょう。
まず、ゲームが始まると、ディーラーは「プレイヤー」と「バンカー」にそれぞれ2枚ずつカードを配ります。
次に、ディーラーは各ハンドのカードをオープンし、その合計点数を計算します。バカラの点数計算はシンプルで、10以上の数値はすべて下一桁のみが有効です。
例えば、7と8を合計すると15になりますが、点数は「5」となりますが、このとき、ディーラーは次のように宣言します。
「プレイヤー、5点。バンカー、6点。」
カードの合計が「9」に近いほうが勝ちになりますが、追加で3枚目のカードを引く場合もあります。
3枚目の条件に当てはまる場合は次のように宣言します。
「プレイヤー(バンカー)、3枚目のカードを引きます」
全てのカードが配られたら、ディーラーは最終的に勝敗を発表します。例えば、バンカーが8点、プレイヤーが7点だった場合、ディーラーは次のように宣言します。
「バンカーの勝ちです」
勝敗が決まった後、ディーラーは賭けた金額に応じて配当を支払います。バンカーが勝った場合は5%のコミッションが引かれるので、ディーラーはそれも計算して支払いを行います。
ディラー側のプレイ手順を理解すれば友達同士でも遊べるね!
プレイヤー側としてもディラーの動きを理解することでゲームの理解が深まるよ!
バカラには数々の攻略や必勝法が存在しており、基本的には賭け方に対する勝率から逆算したものが多いです。
基本的な賭け方に対する勝率や配当を覚えることで、お金を稼げる確率もグンと上がります。
賭け方 | 勝率 |
バンカー | 44.62% |
プレイヤー | 45.86% |
引き分け(タイ) | 9.52% |
ペア | 5.88% |
その他にも賭けるチップをコントロールすることで、長期的に利益を残そうとするシステムベット手法もバカラには有効です。
ベット手法 | 詳細 |
モンテカルロ法 | 数列を使って進めるベット法で、損失回収を目指す。 |
10ユニット法 | 決められたユニット数を基にリスクを管理しながら進めるベット法。 |
タランベール法 | 勝ったら賭け金を減らし、負けたら増やす損失回収を狙うベット法。 |
マーチンゲール法 | 負けたら賭け金を倍にして勝利時に損失を取り戻すベット法。 |
パーレー法 | 勝ったら賭け金を倍にして利益を最大化する逆マーチンゲール法。 |
バカラは攻略のコツを押さえているのと、そうでないのでは大きな差があるため、利益を狙って残したい方は必勝法の基本について学んでおきましょう。
バカラでは、プレイヤーが「バンカー」に賭けて勝った際に手数料(コミッション)が発生します。
カジノ側の利益を確保するために設定されているもので、5%が標準的な手数料率で、賭け金の5%を差し引いた金額がプレイヤーの利益となります。
例えばバンカーに1,000円を賭けて勝った場合、1,000円の賭け金に対して0.95倍の配当が支払われるため、950円の利益を得ることができます。
一方、プレイヤーに賭けた場合には手数料が発生しないため、勝てば1倍の配当がそのまま受け取れます。
じゃあプレイヤーに賭けた方が有利になるってこと?
確かに配当は高くなるけど、実際の出現率ではバンカーの方がわずかに高いから、手数料があってもバンカーに賭けるのが有効とされているよ!
オンラインバカラは、基本的には違法性なくプレイできるでしょう。
海外のサーバーを経由しているため、海外で賭博を行っている扱いとなるからです。
ギャンブル性に関しては、全くないとは言い切れません。
ただしオンラインカジノには、設定した金額以上は賭けることのできないセーブ機能がついていることも多く、自制することができます。
意外と簡単にバカラでお金稼ぎできるんだね!
勝率を考えれば簡単に必勝法を割り出せそう…!
バカラ賭博の違法性と合法性を紹介!摘発事例や違反にならないケースを解説
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19世紀にはフランス語で鉄道を意味する「シュマン・ド・フェール」という形式が誕生し、現代のバカラの基礎となりました。
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ひと目でわかるルール表さえ用意すればバカラを簡単に理解できるため、初心者のうちはぜひ有効的に活用しましょう。
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